「うちに合う補助金、どれ?」目的別・対象別で分かる補助金の選び方ガイド

そもそも補助金とは

補助金は、国や自治体が一定の条件を満たした事業者に対して交付する「返済不要の資金援助」です。設備投資、販路開拓、業務効率化など、さまざまな経営課題の解決を支援してくれます。

ただし、申請と審査が必要で、採択された場合のみ交付されます。

補助金にはたくさんの種類がありますが、「どれが自社に合っているのか分からない」という声もよく聞きます。まず「自社が対象かどうか」、そして「取り組みたい内容が補助対象になっているか」を確認することが大切です。


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補助金にはどんな種類があるの?――主要補助金一覧

補助金には主に以下のものがあります。

ものづくり補助金

中小企業が新しい製品やサービスの開発、生産工程の改善などに取り組むための設備投資等を支援します。

▶ ものづくり補助金関連コラム

新事業進出補助金

企業が新たな市場や事業分野に進出する際の資金を支援する補助金です。

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中小企業省力化投資補助金

省力化人手不足を解消するために、ロボットやITツールを導入する企業向けです。

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成長加速化補助金

事業の拡大や競争力強化を目指す企業向けの補助金です。

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大規模成長投資補助金

中堅・中小企業が人手不足を解消し、賃上げと事業規模の拡大を実現するための設備投資を支援する補助金です。

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事業承継・M&A補助金

中小企業の事業承継やM&Aに伴う経費の一部を補助する制度です。

▶ 事業承継・M&A補助金関連コラム

小規模事業者持続化補助金

商店や小規模事業者がチラシ作成やWEBサイト制作、展示会出展など販路開拓に使える補助金です。

▶ 小規模事業者持続化補助金関連コラム

ローカル10,000プロジェクト

地域経済を支える事業者の成長を後押しするための補助金です。

▶ ローカル10,000プロジェクト関連コラム

対象かどうかでふるいにかけよう――自社に合う補助金の見つけ方

補助金には、申請できる「対象者」があらかじめ決まっています。自社が以下のどれに対象になるのかを確認しましょう。

自社が個人事業主、小規模事業者、中小企業、中堅企業、どれに当てはまるかでふるいにかけます。

※中小企業・中堅企業の定義は補助金ごとに異なる場合があります

このように、中小企業を対象にした補助金が主ですが、個人事業主、小規模事業者、中堅企業も活用できる補助金も多数あります。募集要項などを確認しましょう。



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次に目的で探そう――目的別補助金一覧

やりたいこと(取り組み内容)に応じて補助金を選びましょう。以下に目的別で代表的な補助金をまとめました。

新しい製品やサービスを開発したい

新しい事業分野や市場に挑戦したい

人手不足を解消し、生産性を上げたい

事業を拡大・加速させたい

事業承継・M&Aを進めたい

販路を開拓したい・集客力を高めたい

地域密着で成長したい

補助金を選ぶ際のポイント――自社に合う補助金の見つけ方

  • 「対象」と「目的」が両方合っているかを必ず確認
  • 公募要領をよく読み、採択事例なども参考にする
  • 迷ったら専門家や支援機関に相談を(商工会議所、よろず支援拠点、中小企業診断士など)

相談先は認定支援機関だと安心です。

▶ 認定経営革新等支援機関とは?中小企業の成長を支える専門家の役割

まとめ――補助金は、自社の成長に合わせて選ぶ時代

補助金は、「なんとなく申請するもの」ではなく、事業の目的やステージに合わせて、戦略的に活用するツールです。
まずは、自社が「誰を対象とした補助金」に該当するのかを確認し、次に「何を目的とした補助金」かを照らし合わせて選ぶことで、ミスマッチを防ぐことができます。

また、制度ごとに要件や申請スケジュールも異なるため、早めの情報収集と計画的な準備が成功のカギです。
わからないことがあれば、商工会議所や支援機関、補助金に詳しい専門家に相談することもおすすめです。

事業の成長に向けて、「自社に合った補助金」を見つけ、有効に活用していきましょう。



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