リスキリングでキャリアアップ!「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業費補助金」とは?
近年注目されている「リスキリング」。デジタル技術の活用や業界転換などを目的に、新たなスキルを学び直す動きが広がっています。人材の採用・定着に課題を感じている企業にとって、従業員の「リスキリング(学び直し)」は大きなテーマとなっています。国もその流れを支援しており、「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業費補助金」 が公募されています。
こんな事業者におすすめの補助金です。
- 人材育成サービスを展開している教育事業者
- 人材紹介・転職支援会社
- 企業内で従業員教育を強化したい事業者
- 地域で人材育成に取り組む教育機関・団体
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補助金の目的は?――リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業費補助金
事業者が「キャリア相談」「リスキリング講座提供」「転職支援」「フォローアップ」までを一体的に行える仕組みを構築する取り組みに対して、国が費用を補助する制度で、経済産業省が実施してします。単なる研修費用の補助ではなく、キャリア形成から転職・定着までを包括的に支援することが求められます。
どんな事業者が活用できるの?――リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業費補助金の対象事業者
補助対象となるのは、国内に事業実施場所を持つ法人、個人または教育機関(地方公共団体を除く)です。
- 本事業を遂行できる組織・人員体制があること
- 過去に職業安定法や労働者派遣法違反がないこと
- 経済産業省から交付停止措置を受けていないこと
などの条件を満たす必要があります。
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どんな経費がどのくらい補助されるの?――リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業費補助金の対象経費と補助率
人材育成に係る幅広い経費が補助対象となります。

①・②支援を受けた個人が実際に転職し、その後1年間継続的に転職先に就業していること、かつ、転職前と比較して賃金上昇していることが確認できる場合には追加的に1/5を補助
⑤補助を受けた額以上に個人の負担が軽減されることを前提に、個人に対するリスキリングのための講座等提供価格の1/2相当額を定額で補助するものとする。…講座受講修了人数1人当たり 40 万円を上限とする
さらに支援を受けた個人が実際に転職し、その後1年間継続的に転職先に就業していることを確認できる場合には追加的に1/5相当額を定額で補助…講座受講修了人数1人当たり 16 万円を上限とする
申請の流れは?――リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業費補助金
スケジュール
公募期間:2025年8月4日(月)~9月16日(火)正午
採択後の実施期間:2025年12月以降に開始し、原則2028年3月31日までに完了
申請方法:オンライン申請システム「jGrants」から提出(要:gBizIDプライム)
gBizIDの取得には2〜3週間程度かかるため、早めの準備が必須です。
まとめ――リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業費補助金を活用しましょう
「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業費補助金」は、研修事業者や人材紹介会社、教育機関などにとって、自社サービスを拡充しつつ国の支援を受けられるチャンスです。
公募期間が限られているため、関心のある事業者は早めに準備を進めることをおすすめします。