企業の成長と共存共栄を実現!「パートナーシップ構築宣言」とは?
企業の持続的成長には、サプライチェーン全体の強化と、公正な取引関係の構築が不可欠です。そのため、日本政府は「パートナーシップ構築宣言」を推奨し、企業が共存共栄のための方針を示す仕組みを整えています。
・パートナーシップ構築宣言とは?
・宣言のメリットは?

パートナーシップ構築宣言とは?
「パートナーシップ構築宣言」とは、企業がサプライチェーン全体の付加価値向上と、大企業・中小企業の共存共栄を目指して行う宣言のことです。特に発注者側の立場から、企業の代表権を持つ者の名前で宣言を行い、公表する必要があります。
主な宣言内容
- サプライチェーン全体の共存共栄と新たな連携の推進
- オープンイノベーションの促進
- IT技術の活用による業務効率化
- 環境対応(グリーン化)への取り組み
- 下請企業との望ましい取引慣行(「振興基準」)の遵守
- 価格決定方法の適正化
- 型管理などのコスト負担の適正分担
- 手形などの支払条件の適正化
- 知的財産・ノウハウの適切な管理
- 働き方改革等に伴う下請企業へのしわ寄せ回避
この宣言を行うことで、企業はサプライチェーン全体の健全な発展を推進し、持続可能な成長を目指すことができます。
パートナーシップ構築宣言のメリットは?
補助金の加点措置
パートナーシップ構築宣言を行った企業は、主に以下の補助金制度で加点措置を受けることが可能です。
- 中堅・中小成長投資補助金(大規模成長投資補助金)
- ものづくり補助金
- 成長加速化補助金
他にも、経済産業省の補助金や、資源エネルギー庁補助金、国税庁補助金などがあります。
補助金申請の際に有利に働くため、特に設備投資や技術革新を進める企業にとっては大きなメリットとなります。
中堅・中小成長投資補助金(大規模成長投資補助金)についてはこちらをご覧ください。
ものづくり補助金についてはこちらをご覧ください。
成長加速化補助金についてはこちらをご覧ください。
税制優遇措置の適用
パートナーシップ構築宣言を公表した企業は、以下の税制優遇を受けることができます。
- 賃上げ促進税制
- 企業が賃上げを実施した際に、賃上げ額の一部を法人税等から税額控除できる制度。
- 一定規模以上の企業は、適用要件としてパートナーシップ構築宣言の公表が求められる。
- 地域未来投資促進税制
- 高い付加価値を創出し、地域経済に貢献する企業の設備投資を支援。
- 産業競争力強化法に定める特定中堅企業は、パートナーシップ構築宣言の公表を前提に、最大6%の税額控除が可能。
- 中堅・中小グループ化税制の適用について
中堅企業者については、中堅・中小グループ化税制の適用を受ける条件の一つとして、パートナーシップ構築宣言を公表していることが必要となります。
地域未来投資促進税制 についてはこちらをご覧ください。
このように、パートナーシップ構築宣言を行うことで、補助金だけでなく税制面でも優遇を受けることができ、企業の成長を後押しします。
まとめ
「パートナーシップ構築宣言」は、単なる企業方針の表明にとどまらず、サプライチェーン全体の共存共栄を目指す重要な取り組みです。適正な取引慣行の確立、新たなビジネス連携の推進、さらには補助金や税制優遇といった具体的なメリットも得られるため、多くの企業にとって有益な制度となっています。
企業の成長戦略の一環として、ぜひ「パートナーシップ構築宣言」の公表を検討してみてはいかがでしょうか。
↓↓↓
パートナーシップ構築宣言とは:「パートナーシップ構築宣言」ポータルサイト
